バルバーサ®の副作用
バルバーサ®による治療では、副作用がみられることがあります。
人によってみられる副作用は異なりますが、起きる可能性のある副作用を知っておくことで、早い段階で症状に気づけたり、落ち着いて対処したりすることができます。
また、バルバーサ®を服用される方だけでなく、ご家族にもバルバーサ®の副作用について知っておいていただくことが大切です。
- 高リン血症とその続発症:体がかゆい、湿疹、出血、目がごろごろする、物が見づらい、動悸、冷や汗(不整脈)
- 目にあらわれる副作用:ドライアイ(目の乾燥)、視力の低下など
- 爪にあらわれる副作用:爪がはがれる、爪の色が変わる、爪の生え際に炎症が起きるなど
- 皮ふにあらわれる副作用:手足がしびれる、手足が赤くはれる、手足に水ぶくれができる、皮ふが乾燥する、毛髪が抜けるなど
- 口にあらわれる副作用:口内炎、口の乾燥、味がわかりにくくなるなど
- 下痢:水っぽい便や形のない便が出る回数が増える
- 急性腎障害:尿量が少なくなる、ほとんど尿が出ない、一時的に尿量が多くなる、むくみ、体がだるいなど
ここで紹介した副作用の症状だけでなく、なにか些細な変化でも、気になることがあれば担当医にご相談ください。
