検査結果がわかるまでの期間について
FGFR検査の場合
特定のがん遺伝子検査であるFGFR検査は、バルバーサ®による治療の対象となるFGFR遺伝子変異の有無を調べます。
がん組織を検査施設に送ったのち、リアルタイムRT-PCRと呼ばれる方法で実施されます。尿路上皮がん(膀胱がん、腎盂・尿管がん)の診断時に使われたがん組織で量が足りる場合もありますが、足りない場合は再度、がん組織の採取を行うことがあります。
検査に必要な期間は1週間前後とされていますが、検査に使うがん組織の準備や検査施設の状況によって検査期間は変動します。結果がわかるまでにかかる期間は、施設によって異なりますので、詳しくは担当医にご確認ください(図)。
図 FGFR検査の流れと必要な期間

がん遺伝子パネル検査の場合
がん組織を採取してから結果がわかるまで、おおよそ4~6週間といわれています1)。ただし、施設によって期間は異なりますので、詳しくは担当医にご確認ください。
がん遺伝子検査によってFGFR遺伝子に異常のみられた患者さんのみ、バルバーサ®を使用することができます。
詳しくは「バルバーサ®とは?」をご覧ください。
- 1)国立がん研究センター中央病院 よくある質問
(https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/genome/050/index.html)(2025/2/18閲覧)